誰でもわかる「企業変革支援プログラム Ver.2』
<報告者>中同協・企業変革支援プログラム改訂プロジェクトメンバー 岡山県中小企業家同友会 事務局長 安本 直一 氏
日 時:2023年7月26日(水)18:30~
会 場: 高梁市文化交流館
<討議の柱>
(1)企業の社会的責任」における自社の問題(理想と現状のギャップ) は何ですか?
(2)その問題を解決するため、今年中に何をしますか?
参加者の主な感想
●複数名で一緒に変革支援プログラムに取り組み、その場で意見交換ができたことは有意義だった。
●グループ討議では、今後、持続可な能社会に向けて、地域行政や地域企業と連携し、信用できる仲間がどれだけできるかという話で盛り上がった。他人が関われば時間が取られる事が多く、なかなか前向きに取り組む気になれなかったが、持続可能な社会にするためには、重要な事だと感じた。最後のベクトルの話はとても良かった。
●企業変革支援プログラムの活用方法を詳しく知ることができた。冊子を読んだ印象では、全ての項目についてじっくりと回答をしないといけないのかと思っていたが、話を聞き、だいぶイメージが変わった。先ずは自分の直感で項目のチェックを行っていきたいと思う。
●自社に取り入れるには社長だけが勉強するのではなく、一緒に学び、学んだ事を一緒に実践する事と感じました。社員共育大学を一緒に受講するところから始めます。
●Ver.2では具体的な質問項目が多く、より的確な質問になっている。そのため厳しい評価となった。現実に近いと思う。導きやすい具体的な質問は、勉強不足を自分に解らしめることになった。そして「社員、幹部はベクトルを合わせ、方向と力(F)の合力の先には経営理念がある」という話には納得ができた。
●経営支援変革プログラムSTEP1よりSTEP2では、より深く、具体的に考えなくてはならなかったが、Ver.2では、益々深く考え、弱いところ・強いところがより分かりやすくなったように思えた。
●企業変革支援プログラムは経営指針に入れて実践しないといけないと思いました。大変わかりやすい例会でした。
●企業変革支援プログラムVer.2は確かに項目が多く、評価基準も高くて正直、憂鬱になるところはある。しかし、それら一つ一つをレベルアップしていけば、間違いなく自社が変わっていくのが体感できるはず。地道に取り組んでいきます。
●自社では、全てにおいて実践することはハードルが高いと思いましたが優先順位をつけ、少しずつでもできるところから進めていきたいと思いました。
●可視化・数値化は改めて大切だと思いました。企業の社会的責任はどちらかというと数値化できにくい分野ですが、企業変革支援プログラムの実践から自社のできている点とできていない点のギャップに気が付き、課題がみえました。今年度、もう少し進めて活用してみます。