広報委員会勉強会
ブランディングを通して伝え方を学ぶ
2月6日、広報委員会主催でブランディング勉強会を開催しました。会場には28人(うち社員10人)が集まり、熱気あふれる意見交換を行いました。
講師は(株)ジャストの濱田真彰部長で、いかに売れる商品パッケージを提供するかというブランド力向上の現場の第一線で活躍しています。説明はとても実践的で、相手を納得させるだけのノウハウが詰まったものでした。
濱田氏は「ブランドとは(1)同業他社との差別化ができており、(2)お客様にとっての価値が備わっているもので、この二つの要素が継続していかなくてはいけない」と話しました。言い換えて「ブランドとは『私しかできない方法で世の中に役立ち続けます!』と約束されていること。この状態を多くの人に伝えていくのがブランディング」と分かりやすく伝えました。
良質なブランディングとは発信する側、受け取る側にブレのない状態であり、誰もが同じように受け取れるようにすることが肝になると、共通理解の増やし方を分析的に分かりやすくかつエピソードなども交えながらレクチャーしました。
濱田氏の講義のあと、企業の商品提案事例をもとにしたグループの話し合いは、さまざまな意見が飛び交う白熱した時間となりました。あるグループではSNSの活用を、あるグループはネーミングを、商品棚の陳列に言及したグループもありました。発表用のシートにはそれぞれのグループで出てきたアイデアがぎっしりと詰まっており、討論の活発さが見て取れました。
今回の勉強会は「生み出すもので世の中を明るくする=社会性、お客様の期待以上の満足を追求する=科学性、褒められ認められる行いを考え行動する=人間性」―同友会の言葉と照らし合わせることができ、ブランディングを各社の経営戦略に置き換えながら考えられ、多くの気づきを得ることができました。
河合直哉行政書士事務所 河合 直哉