「あなたの知らないわが社のヒミツ」では、毎回同友会企業にお邪魔して
社員さんに直撃取材。会員企業の秘密に迫ります。
(株)ジャスト
会 員: 酒井 一貴 社長 (倉敷支部)
回答者: 大森 百乃さん
所在地: 倉敷市児島上の町1-8-8
TEL: 086-472-7514
URL:https://just-coltd.jp/
事業内容
繊維製品の附属企画販売
その1. 就職の決め手は…
山下:大森さんはここで勤めてどのくらいですか?
大森:新卒で入社して今年3 年目で、生まれも育ちも児島なんです。就活する時に、お客様と直接お話できる営業が自分に合っていて楽しいだろうと思い、採用試験を受けました。他にも内定をいただいた先はありましたが、ジャストに決めました。
山下:何が決め手だったんですか?
大森:どこに決めようか悩んでいたときに、採用担当者から「ウチ今年どうしても営業の子がほしいんです! ぜひ来てほしい!」と熱意のこもった電話をいただいたことが決め手になりました。
山下:入社してどうでしたか?
大森:皆さん本当に優しい温かい方々なので、本当にいろんな心配をしてくれるんですよ。入社前と少しもギャップはありませんね。
山下:どんな仕事をしているんですか?
大森:直属の上司は酒井で、今まで一緒に営業に回っていたので社長直伝の営業スタイルです。お客様はほぼ法人で、繊維製品のパッケージ制作や関連商品を、お客様先を回ってご注文いただいたり提案したりしています。
山下:ジャストの強みは何ですか?
大森:弊社の特徴は、対応の速さとお客様の期待に応えたいという気持ちで仕事に向き合うことです。難しい依頼でもすぐできないと判断せず一度持ち帰って、周りに意見も聞きながら熟考して回答します。チーム一丸と感じられてとても心強いです。
その2. チームワークの秘訣
山下:チームワークがいいんですね。
大森:はい、一体感がすごくある職場です。昨日も、倉庫の荷物を下ろす時に、声をかけた訳ではないのに自然とみんな集まって来て手伝っていました。それって多分、習慣化していないとできないことだと思います。分からないことは誰かに聞けば全力で何とかしてくれますし、すごい支えになっています。
山下:浸透しているんですね。
大森:そうですね。そういえば、お客様向けに地域のお祭りで着る揃いのTシャツを作った時に、そのお客様が実物を着て来てくれて、みんな見たくて人だかりができたことがありました。
山下:すごいね! 本当に仲がいいんですね。
その3. 社長のヒミツ
山下:酒井社長は寡黙なイメージですが、会社ではどうなの?
大森:えっ?よくしゃべりますよ。外出したら お菓子の差し入れを買ってきて、「そういえば今日話してないな。話そうか」と言って意識して声をかけてくれます。デザイン部門が別の階に分かれているので、そういうきっかけを作って話をしようと気遣っているようです。周りを見てくれている安心感があります。
山下:温かい職場ですね。
大森:それから3時頃になるとおやつが出ることがあるんですが、突発的に焼き芋を焼いたり、かき氷を作ったり――ただ買って食べるのでなく、作る過程を一緒に楽しむことがあります。
山下:誰も止める人はいないんだ?
大森:そうですね、「やろう、やろう!」とみんなで楽しむ感じです。前向きに動ける環境なんだと思います。何か失敗しても、「失敗することは悪いことじゃない。それは仕 事をしてるってことだから、失敗をカバーする力が大切だ。次どうしようか 前向きに考えていけばいい」って何度も声をかけられました。
山下:大きく受け止めてくれるんだ。
大森:入社前は多くの会社から「うちは風通しがいい」と聞いていましたが、風通しがいいというのはこういう職場なんだろうと思っています。
山下:これからも楽しくのびのびお仕事してくださいね。
取材・執筆=(株)イケル 山下 秀男