倉敷支部4月例会を開催しました
■日 付:2017年4月19日(水)18:30~
■場 所:おかやま山陽高等学校
■討議の柱:「新人育成や社員定着のために
どのような取り組みや工夫をしていますか?」
【テーマ】
「 わが子も同然の生徒を嫁がせる企業の皆さんへ
~今、伝えたいこと~ 」
【報告者】
おかやま山陽高等学校 理事長・校長 原田 一成 氏
参加者の主な感想は以下の通り
●仕事があるから人を当てがうのではなくその人に合う仕事を見つけていくという姿勢の企業が多きことに大変うれしく思いました。まさに持ち味を生かす経営、育成・・・これが大切ですね。“仕事だけできる社員” “仕事はできないが性格が良い社員”どちらも組織の中で役割がある大切な社員である。改めてグループ討議で学びました。おかやま山陽高校さんの指導が指導だけで終わらず、その人が自ら育つ指導を心掛けている。このことは我々企業側にも同じ姿勢を持たなければと学びました。
●おかやま山陽高等学校さんの取り組みはまさに経営+教育。学校も企業も同じ課題に取り組んでいる。一番気に止まったこととして、精神的な部分が低下の一途をたどっている事。子どもだけでなく育てる親(保護者)の精神的な低下です。(コミュニケーション能力を含む)
●高卒人材はこどもである。やはりここはよく考えて指導して良いところを1つでも多く探し出して褒めて育てる環境づくりをしていきたい。結果をすぐ求めるのではなく長い目で育てて行けるようにしていきます。
●新入社員を育成する仕組みは個人による対応のみで組織化できていなかった。個人による対応ではなく、会社組織として育む仕組み作りに取り組みたいと思った例会でした。
●今後の会社の採用方針として、まず会社の軸をしっかり定め、それを社員と改めて共有した上で教育の優先順位を決めなければならないと感じました。その上で、形式的ではなくしっかりとコミュニケーションを取り、ミスマッチを避けた採用を心掛けていきたいです。
●“生徒が自分のこととして考えているのか?”同じことが企業内でも言えると思いました。社員の考え方や思いを聞き取る時間ももっとつくろうと思いました。“何で来てるんだろうか?”良くない面ばかり見てしまいがちですが、改めて考えてみたいです。
●「環境が人を作り、人が環境を作っている」と自信を持って言える企業になれるよう、社員が定着してもらえるよう、職場環境を整えて行けるように日々学んでいきます。