活動報告・備北支部7月例会
食を通して地域の活性化を！
―経営指針の実践で社員と共につかんだ『経営革新アワード』―
報告者： 有限会社 楓 代表取締役 井上 富男 氏（吉備高原支部役員）
阿哲商工会 経営指導員 志田 陽祐 氏
日 時： 2019年7月19日（金） 18：15～20：45
場 所： 高梁総合文化会館
討議の柱
「自社（自組織）を今後も持続的に発展させるためには、どのような
新しい取り組み（新商品・新サービス・新しい組合せ等）が必要ですか？」
参加者の主な感想
●大変なご経験をされたにも関わらず自身と向き合い、外部の声に耳を傾け実践し、社員に目をむけられたことに成功の秘訣があったのだと思います。井上様に比べて私の抱えている問題や悩みなど、ほんの小さなものだと感じ、立ち止まっている訳にはいかないと思いました。
●井上さんは自分の問題に自分が気づくことで大きな方向転換があったと思います。教えてもらうのではなく自分自身で気づくことの重要性を感じます。成長するためには経営者も社員もこの「気づく環境」をつくる事だと感じた。討議においては討議の在り方についての意見が新鮮だった。グループ討議で熱く思いや意見をぶつけ、意見の違いから気づきを生み出す。そういった討議にしていきたい。新しい発想を持つには自分だけの狭い考えでは先を見通すことはできない。多くの意見を聞き、情報を入手し、想像を超える発想力を持ちたい。
●井上さんの報告は何度か聞いていますが、苦労されていた時の話には泣きそうになりますし、経営指針の成文化や経営革新に取り組み、会社が良くなっていく過程の話には勇気をもらえます。弊社も(有) 楓さんに負けないよう頑張りたいと思います。
●経営指針の発表2年目で社員さんの巻き込み方が素晴らしく、井上さんの行動力と人間力の結果だと思います。これからも自社の独自性を掘り下げて、時流の変化を捉え、社員さんと共に新しい取り組みを進めていきます。
●経営者は色々あるけれど、楽しい職だと改めて感じました。私の父母も飲食店を経営しており年齢は70歳ですが、やはり楽しそうです。自分は経営者になる覚悟が出来なかった身ですが、引き続き経営者の方々と一喜一憂したいと思います。
