~ 支部づくりと自社経営は不離一体 ~
6月28日 於=米子コンベンションセンター
6月28日に中国ブロック支部づくり連携交流会が米子で開かれ、中国5県・中同協から36人(岡山から7人) が参加しました。交流会は、支部づくりに関わる支部役員、県・支部の増強担当者、地区長等を対象に開かれ、各支部の悩みや課題を交流して支部づくりのヒントを持ち帰ることを目的に開かれたもの。
1日目は「支部づくりと自社経営は不離一体」をテーマに愛知同友会副代表理事・高瀬喜照氏の事例報告に基づき、同友会活動に取り組むことが自社にどう変化をもたらしているか意見交換を行いました。
翌日は、各県から代表して一人ずつそれぞれの組織の方針や課題等を発表し、岡山からは吉備高原支部長・小虎修一氏が報告に立ちました。その後、今回の交流会で得たヒントを担当支部の組織づくりにどう生かすかについて議論しました。最後に中同協副会長の川口護氏が2日間のまとめを行い、閉会となりました。参加者には今回の交流会で得たヒントをそれぞれの地域に持ち帰り、学びを今後の支部活動、自社経営に生かしていくことが期待されます。
参加リポート
(株)大月組 代表取締役 大月 一真
鳥取で開かれた「中国ブロック支部づくり連携交流会」に参加してきました。1日目の高瀬喜照氏の報告の中では、「同友会で『 人間尊重 』 を学び、また支部役員を経験することで、会社を発展することができた」という言葉が大変印象に残りました。グループ討論では、各県各支部の役員さんと率直な意見交換ができ、例会と支部づくり、会員増強について多くの学びができました。
今回の研修に参加して、同友会と自社の経営は不離一体ということを学び、それを実践していくことが重要だと感じました。「人間尊重」を重視し、会社や支部においても「社員」「会員」の活躍できる場を提供することが、それぞれの場における役割であると思いました。今後、魅力ある支部、会社づくりの実践をしていきたいと思います。
参加者感想(抜粋)
●もっと同友会を理解し、自分の言葉で勧めていくこと。まず、自社が良くなること
●満足のいく例会づくりには、グループ長の成長と討論の質を高めることが重要。増強困難なエリアは、例会をその地域に出向いて開催する。役をいただいた以上、とことん参加する。そこに学びが必ずある
●増強するには自身が認められ頼られる役員として成長することが必要。困った人が相談してくれる人になるよう努力する
●「『 人間尊重の経営 』とは、本人の成長意欲を引き出す経営。同友会運動とは、それまでとは異なる価値観を知ることを通じて自分をも含む人を成長させる運動」という話が印象深かった。各県支部長による報告では、支部長が支部会員の動向をデータとして具体的に把握していたこと、「同友会らしい」ストレートな例会にこだわることが会員増強につながっていること、支部長自らがオブザーバーに翌日コンタクトをしていること、支部長が自社の経営指針発表会の招待状をすべての支部会員に送っている事例などが印象に残った。