津山支部&東備支部合同9月例会
企業変革支援プログラムを活用しよう
会社の健康診断してみませんか?
~『企業変革支援プログラムVer.2』で簡単!自社分析♪~
津山支部と東備支部合同で行った九月例会では、『企業変革支援プログラムver.2』についての理解を深めました。当日は両支部から十六人が参加し、実際のシートを用いて自社の課題を明確にする勉強会を実施しました。
冒頭、津山支部役員の丸山隆行氏が開会挨拶を述べ、小原祥平事務局員が企業変革支援プログラムの説明と活用方法を紹介しました。
企業変革支援プログラムは当初、経営者の自己診断ツールの「ステップ1」と、課題解決への取り組みを促す「ステップ2」が開発されたものの、課題を明確にする段階で止まっているという状況が全国的に確認されていました。そこで、課題発見から実践に繋げるための総合的な支援ツールとして『ver.2』が編纂されました。企業変革支援プログラムは会員専用オンラインシステムe.doyuからデータを登録すると、全国から蓄積されたデータと自社のデータを比較することもできます。
実際にデータを登録した企業の報告として、オサカダツール(株)の牧明奈社長(津山支部)から感想が述べられました。「あまり深く考えず、気軽にやってみることが大切。進めるにつれて、できていないことが見えてきます」と、牧氏はe.doyuから登録してみることを勧めていました。
参加者はその場で自己診断シートに記入し、自社が現在どのような状況にあるかを見える化しました。その記入内容を利用して取り組むべき課題の緊急性や重要性を検討し、自分なりに優先順位を決めました。その結果をもとに、自社が取り組むべき課題は何か、今後どう取り組んでいくかについてグループで意見交換を行いました。
最後に仁戸田昌典・東備支部長が「ボリューム感はありますが、この一個一個の項目についていかに高めていくか向き合うのが経営するということ。同友会の先人達の実践から導き出されたアドバイスが詰まっているので、毎年取り組みを続けて変革に繋げましょう」と締めくくりました。
当日の概要
日 時:2023年9月21日(火) 18:30~
会 場: 学び館サエスタ
事例報告: オサカダツール(株) 代表取締役 牧 明奈 氏
説 明: 岡山県中小企業家同友会 事務局員 小原 祥平 氏
<討議の柱>
「現時点における自社の一番の問題(理想と現状のギャップ)は何ですか?
その問題を解決するため、今年中に何をしますか?」
参加者の主な感想
●会社の健康診断について学びました。良い方法なので取り組んでいきたいと思います。グループ討論では社内のコミュニケーションの重要性や理念、想いの言語化が大切という話で盛り上がり、楽しかったです。
●『企業変革支援プログラムver2』の演習に取り組んだことで自社の問題点がハッキリし、見ないようにしていた部分を認識することができて良かったです。グループ討論では討議の柱について話をしました。その過程で成文化の話もあがり、自分の芯をつくることが会社を強くする上で大切だということを聞き勉強になりました。
●自社を立ち帰るツールとして必要だと感じた。グループ討論でも各社の取り組みについて話をしたが、良い内容もあり参考になった。
●自身と向き合うことの大切さと、先ずはツール(企業変革支援プログラムver2)を使ってみることの重要性をあらためて学ぶことができました。
●社員さんに自分の想いを伝える場が必要だと思った。評価制度に取り入れる方法も聞くことができて良かった。