
- 報告者
有限会社 ヒカリシルク
代表取締役 黒田 英利 氏
(岡山同友会理事・岡山南支部長) - 事業内容
印刷業
開催日時 | 2025年 7月24日(木) 18:30~ |
テ ー マ | 経営者の責任 ~組織運営と自己変革~ |
報告概要 | 長距離マラソンを幾度も完走してきた “走る経営者” 黒田氏が、体づくりの視点を組織づくりのヒントに活かして提唱する新しいキーワード『有酸素経営』。「ランナーが呼吸を整えながら一定の速度を保つように、経営者もリズム良く組織に酸素を循環させる。そうすれば、長く、無理のないペースで持続的に成長できる」――と黒田氏は言います。 新しく岡山南支部の舵取りを担う黒田氏が、試行錯誤を通じて見えてきた “息切れしない組織運営” の要諦を語ります。経営者と社員が自然体で走り続けるための秘訣を共に学び合いましょう。 |
討議の(※) | あなたにとっての経営者の責任とは? |
会 場 | 岡山国際交流センター |
参加者の主な感想

- 黒田さんが印刷ファーストから、社員ファーストへ切り替えられたその想いに共感しました。
- 経営者の責任は多くあるが、その全ての原資になる数字に対して責任を持つことではないか。まず財務が安定していないと、社員の幸せも顧客への商品やサービスの提供も、会社の維持もできなくなる。維持成長していくために数字としっかりと向き合う必要がある。
- 黒田さんの報告を聞いて、自身の経営者の責任と覚悟が明確になりました。
- 私は創業者なので、暗黙知を作ってしまう立場にいると思いました。自身の感覚を信じる部分と、仕組み化と見える化のバランスを意識したいと思います。
- 経営者の責任をグループで話し合い、それぞれの会社での思いを知ることができ良い学びとなりました。
- 組織としていかに成長するかという視点を持ち、同友会での学びを経営に生かすことの大切さを実感した。持続可能な経営に必要な要素として、黒田氏は「誇り」「やりがい」「安心感」「高揚感」を“酸素”と表現。同友会で学びながら、自分らしく・自社らしい考え方を身につけ、それを実践する必要性を強く感じた。グループ討論では、「目的」と「目標」を明確に分けて考える難しさが話題に。目の前のことばかりを追いかけていると、「何のための経営か」という本質を見失ってしまう。社員も同様である。だからこそ、経営者自身が視座を高めることが重要な責任だと再認識した。
- 黒田さんの本気スイッチが入ったと感じた! その本気度に負けないよう自分もやる気がでた。この感覚が、また同友会行事に参加するきっかけになるのだと実感した。