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【20.11.11】参加レポート1.「第35回 中同協役員研修会〜初のオンライン開催、岡山から16 人が参加」

初のオンライン開催、岡山から16 人が参加
第35回 中同協役員研修会

 10月15日、第35回役員研修会がオンラインで開催され、全国22同友会と中同協から186人(岡山から16人)が参加し、同友会運動の歴史、理念、到達点、今後の課題と展望、リーダーの役割等を学びました。
 まず広浜泰久・中同協会長が「同友会の歴史と理念〜その体現者をめざして」をテーマに報告しました。同友会50年の歴史や運動体としての到達点を示し、「同友会は自助努力の会であるが故に、中小企業のステイタス向上と中小企業の有用性を国や行政に対して提言する使命がある。そして、提言をするからには自己資本を積み上げるなど自他ともに貶めない努力を続けよう」と語りました。続いて、中山英敬・中同協幹事長が「同友会の役員の役割〜企業づくり、地域づくり、同友会づくりの観点から」をテーマに報告。コロナ禍の企業づくり、田川市中小企業振興基本条例における地域づくりを実例で紹介したのち、同友会づくりの観点で「先人たちが作った理念、そして労使見解に誇りと確信を持ち会内外に語ることが不足している。役員一人ひとりが本気で経営実践を行い、行動と自らの変化を周りに伝えよう」と呼び掛けました。
 最後に、鋤柄修・中同協相談役幹事が同友会での学びを振返り、学びの本質とその実践を話しました。そして堂上勝己・中同協副会長がまとめとして「同友会理念の理解を深め、経営指針書に基づいて実践を会内外に語ることこそが役員の役割。本日の学びを各地でしっかり共有してほしい」と総括し、終了となりました。


<学んだ点>
●中同協の役員研修会は、初めて参加した。今まで岡山同友会で学んできた以上に同友会の存在価値の重みを感じた。三つの目的の意味を深く知ることができ、「会社づくり」「同友会づくり」「地域づくり」の三つを一体として考えることで、中小企業が日本を支える根幹と再認識することもできた。学んだ点は、まず自社の経営を維持し発展させることが理事には当然求められること。そのために経営理念を掲げ経営指針を実践し続けること
●同友会で何を学び、どう変わったか。成果が出るまでやり続ける。役員として真摯に学ぶことが大事。役員は、運営だけではダメ! よきライバル、よき仲間をつくる。同友会は、素晴らしい人に出会で会えるチャンスがある。役員同士の人間関係も大事
●経営で苦労するのは、経営者が勉強しないから
●同友会運動の本気度とは? を振り返ってみた。運動していく根幹として、経営指針を成文化する仕組みを日頃から支部や会内で強化しなければと感じた。いかに実践している仲間を増やし背中を見せることができるか。自身も体現者にならなければと学んだ
●鋤柄相談役幹事の「同友会はカルチャーセンターではない。実業として、人とカネを使って成果につなげるために学ぶところ」「学んだことを自社向けに翻訳することができるかどうかで経営者の能力が試される」「市場には顧客とライバルしかいない。戦い以外の何ものでもない」「社員の意見は聞くが、決めるのは社長」―などの指摘はまさに金言だと思う。グループ発表の「地域に向けて自社の存在意義を発信することができていないのではない
か? だから会員が増えないのではないか?」「入会対象者に対して、『我が社を見てくれれば同友会の魅力がわかる』と言える会員企業が何社あるのか?」という指摘は、図らずも自分がグループ内で発言した通りのものだったので驚いた


<これから実践したいことや決意>
●同友会の役員として恥ずかしくない会社づくり、同友会づくり、さらには、地域に同友会の企業を増やし、明るい未来がある地域づくりを目指していく
●今現在、指針書によって経営は見える化できているがまだ作成する工程が経営者主導となっているので、この課題を解決するためにも社員を巻き込んで指針書を作成し実践していく。役員として、同友会の真骨頂である経営指針を成文化すること、『労使見解』を軸に同友会運動を実践していく
●「中小企業は地域のインフラ」と主張するのであれば、どんな状況下においてもインフラとしての供給責任を果たし続けなければならない。しかし本当にそうなっているか? 「経営指針を実践している」と言っても、平時の延長線上にある計画では非常時には役に立たない。経営指針の実践運動もさることながら、今後はBCP策定を含めたリアルな中小企業強靭化運動を推し進めていくことが絶対に必要。そのための議論を始めたい。


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