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【 開講しました 】2018年度 岡山大学提供講座 (社員教育求人委員会)

< 社員教育求人委員会 >

2018年度 岡山大学提供講座開講

 4月9日、岡山大学経済学部にて、岡山同友会会員が講師として登壇する提供講座 「現代中小企業論」が開講しました。本講座は2009年度より続いており、今回で10回目を迎えました。
 本講義の目的は、日本経済を支える中小企業の歴史と展望を学ぶことと、中小企業の経営者や現場の社員の声から地場企業の努力・活躍を学びながら働く意味と展望を明らかにすることです。本年度は約130人の学生が聴講しており、学生の関心の高さが伺えます。

 開講式では、松尾正男代表理事(ダイヤ工業(株)代表取締役会長)より「この講義をきっかけとして中小企業の重要性を学び、中小企業のことをもっと知ってほしい。そして将来の就職活動の際に中小企業もその選択肢に」と呼びかけがありました。
 第一講は、藤井孝章代表理事((株)成和設備工業所代 表取締役)より「中小企業とはどんな会社?」とのテーマ で行われました。中小企業の定義や戦後から現在に至るまでの歴史、中小企業の苦心と 発展について触れ、「中小企業に対する誤ったイメージは戦後間もない頃のものであり、現在の中小企業像は全く異なる」との話がありました。
また、資料として配布した中 小企業憲章を元に、「中小企 業は社会の主役として位置づけられている」と説明し、地域を守り、地域とともに育つ 中小企業の役割と責任について話しました。そして、「就職活動の際には、ランキングや募集条件、イメージのみで選ぶのではなく、多様な視点・ ものさしを持って、自分に合う会社なのか判断してほし い」と訴えました。
 最後に同 友会の概要や活動についても触れ、学生は手元の資料を参照しながら真剣に耳を傾けていました。

講座では、毎週月曜日に各講のテーマごとに会員が登壇し、中小企業の魅力を発信していきます。期間は七月末ま で、全15講を予定していま す。

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