2018年11月から2019年3月まで毎月1回岡山国際センター会議室を会場に、事業承継問題について幅広く学ぶことをテーマに、第5期女子大学を開催しています。「女子大学」とは、岡山同友会女性部が企画している学びの場で、私はオブザーバーも含め3期続けて参加しています。
今期の女子大学には、岡山県よろず支援拠点との共催で開かれ、事業承継した人、これから事業承継を考えている人など、毎回10～15人が参加し、講義・体験報告を行っています。受講者はいつも時間が足りないと感じるほど集中し、真剣に取り組んでいます。また、興味あるテーマの講義にスポットで参加できるというのも魅力のひとつで、毎回熱心にメモをとっています。今期女子大学の目指す最終ゴールは事業計画書を作ることで、岡山県よろず支援拠点のコーディネーターの皆さんにアドバイスをいただきながらワークを進めています。まず取り掛かったのはＳＷＯＴ分析。会社の過去・現在・未来のＳＷＯＴ（強み・弱み・機会・脅威）を書き出し、分析していくものです。承継してこれまで真剣に自社について深く掘り下げたことがなかったため戸惑いもありましたが、ミーティングの際同席した人からアイデアをもらったり、ヒントを発見したりすることでＳＷＯＴ分析の大切さに気付きました。現在、卒業プレゼンに向けて事業計画書を作成中ですが、毎回気付きの多い講義となっています。
第2回では（株）ウイルの山口陵子社長が、第3回では（有）福井堂のマクドナルド吉延洋子社長が経営体験を報告し、事業承継した先輩方の貴重な話を伺うことができました。何のための会社か？誰のためにどんな会社にしたいのか？そのために必要となるのが経営理念。経営理念に辿り着く道筋に、今回作成している事業計画書があるということがわかりました。経営者が学び成長していくことが、良い会社を作って行く！！ そんな思いを常に胸に、感謝の気持ちを忘れず、お客様、スタッフの想いをつなぐ会社を創っていきたいと思います。
(株)岡山ウエディング学院 代表取締役 永山 実之里
